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「ピンクちらし」根絶へ 福岡市3月1日条例施行
全国初 違反者は懲役刑も
電話ボックスなどへの風俗ちらし張りを禁止する福岡市の「
ピンクちらし根絶条例 」 が1日から施行される。規制の対象を派遣型ファッションヘルスなどのちらしに絞り、 違反者に懲役を含む罰則を科す条例は全国でも初めて。市は条例の「
抑止効果 」に 期待している。 同条例は昨年の十二月市議会に議員提案され、成立した。風俗ちらしの中で大半を占める
店舗を構えないタイプのものを対象にし、違反者には六月以下の懲役、または百万円以下の罰金を科す。これまで区長の委託を受けた登録員に限られていたちらし除去作業が
誰でもできるようになる。 同市は市屋外広告物条例に基づき、本年度は十二月末時点で、風俗ちらしを中心に前年度
の六倍以上の二百七十六万枚の違反ちらしを除去。本年度からパトロールをほぼ毎日 実施しているが「 はがせば、すぐ張るいたちごっこ
」が続いている。 増加するヤミ金融のちらしについては、市屋外広告物条例の罰則を罰金五十万円以下から 百万円以下に引き上げる改正案を、開会中の定例市議会に提案している。
西日本新聞
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自宅から外出する際、ふと郵便ポストを覗くとピンクちらし。 街に出ておもむろに見渡すなかで、視界の中に入ってくるピンクちらし。
いつのころからか実生活のなかで自然に浸透している。 実はこれ、刑法第百七十五条でうたってる立派な犯罪行為であることを諸君は知っているか。
早朝よりピンクちらしを剥がす市の職員や付近住人の方々をよく目にするが
「早起きは三文の徳 」にはならず、朝から無愛想で、笑顔で挨拶も見受けられない。話を聞いてみよう。
「 いつ貼ってんのか、たぶん夜なんだろうけど・・。 文句の一つでもいってやりたいけど、どんな人が貼ってるかわかんないしね・・。
怖い人が貼ってたらなんともね。 」
なにィ、早速俺はどういう人物が作業しているのか調べてみることにした。
電話ボックスに、ここぞとばかりに貼り付けてあるピンクちらし。 悲しいかな、ピンクちらし防止の貼り紙のまわりをおおいつくしている有様である。
待つこと30分、自転車に乗って男性2名が現れる。 比較的、普通の「
おじさん 」である。 周囲の様子を気にすることなく、電話ボックス内に・・・。 カバンよりちらしを取り出し作業を開始する。
彼らは、電話ボックス、コンビニの公衆電話、駅構内の公衆電話、ガードレール、
会社ビルの壁、公衆トイレ等、あらゆる場所を自転車で周回し作業する。 周囲の様子はまったく気にすることなく、ただ黙々と休んでは貼り、休んでは貼る
作業を繰り返す。
追いかけること2時間、作業自体に変化がない為、男性2名に話しかけてみた。
調査員 「
遅くまで大変だね。 何時までやるの。 」 → 男性A 「
夜2時までやるね。 」
調査員 「
バイトでしょ。 自給いくら。 」 → 男性A 「 昼の2時から夜の2時まで、日給7,000円なんよ。
」
調査員 「
ちらしの枚数なんてきまってんの。 」 → 男性A 「
だいたいね。うちは時間だから。 」
調査員 「
それじゃサボり放題じゃないの。 」 → 男性A 「
・・・。 」 男性B 「 ・・・。 」
調査員 「
女の子なんて見る機会あるの。 」 → 男性A 「 うちはマンションだから、たまに見るよ。
」 男性B 「 かわいい子が多いよ。 」
調査員 「
ふーん。ところでさ、これって捕まるって知ってるの。 」 → 男性A 「
ああ、知ってる知ってる。 条例やろ。 」 ( あっけらかんと。 )
調査員 「
条例の内容って知ってるの。 」 → 男性A 「
知ってるけど軽犯だからね。俺らにしちゃ6ヶ月なんてすぐよ。 だからぜんぜん気にしてないね。 」
調査員 「
・・・。 」 → 男性A 「
バイトの募集なら、OO新聞に載ってるよ。 」 → 調査員 「
わかった。 ありがとう。 」
話を終えて再び作業を繰り返す彼らには、罪悪感というものがこれっぽっちも 見受けられなかった。 おそらく、彼らはこのちらしを早朝に剥がしている人たちの行為など
想像もしてないだろう。PRだけで本当に警察は活動しているのだろうか。 少し嫌悪感を感じつつ調査を継続していると、翌日、
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条例の施行を受け、博多署中洲特捜隊は1日未明、同条例違反の疑いで 同市中央区福浜1丁目、無職西尾顕容疑者(27)を現行犯逮捕した。
同条例適用の第1号。
朝日新聞
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逮捕、適用第1号。 警察は特捜隊を設けて摘発している。 これは本腰をあげて捜査していると見ていいかもしれない。
いいかげん警察の権威の失意が続いてるなかで、ある意味喜ばしいことである。
そして、調査を継続していくなかでちらし貼りの逮捕現場に遭遇する。
私服警官が2名、現行犯で取り押さえている様子である。 男性が電話ボックス内にて逃げられないように押さえ込まれている。
やがて、制服警官も合流し、男性は連行されていった。 この男性、とり乱れることもなく、観念したのか終始うつむき加減であった。
この一連の逮捕劇を見て、あらためて「 ピンクちらし根絶条例 」に対する意気込みを 垣間見た気がする。 現行犯逮捕は唯一一般人でも逮捕ができる行為なので、
今後、特捜隊の活動範囲が広がり、PR活動が浸透すれば、 あの朝からとても不機嫌な顔は、自然と少なくなっていくだろう。
「 早起きは三文の徳 」に向けて実行している人たちにエールを送りたい。
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